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各項目への リンク |
1 奥利根の高原と山、滝 2 水上諏訪峡と谷川岳 3 木曽駒千畳敷と松本 4 奥日光と東照宮 |
5 北八ッ丸山と美ヶ原 6 蔵王と紅葉川渓谷ほか 7 八ヶ岳山麓、清里高原 8 穂高・梓川ほか |
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1 奥利根の高原と山、滝を巡る旅 (09.8.26~8.27)
千葉~東京~上毛高原~鎌田~丸沼高原~丸沼遊歩道入口~大尻沼~丸沼高原リージェントハウス~日光白根山山麓駅~山頂駅~血の池地獄~七色平~六地蔵~山頂駅~山麓駅~丸沼高原~鎌田~吹割の滝~上毛高原~東京~千葉 |
① 丸沼高原
以前は奥日光湯元から直接丸沼方面へのバスがあったのですが、それが廃止になった今では新幹線と長時間のバスを乗り継いで大回りするしかありません。初めての丸沼にたどり着いた直後に早速湖岸半周に取りかかり、豊かな自然が大切に残されている山の湖の雰囲気を堪能することができました。自然を思いっきり味わいたい人間にとっては、余計な施設や騒音などが一切ないほど有り難いことはありません。 |
1 ロープウェイ山麓駅そばの丸沼高原夏スキー場 2 山麓駅近くに設置された丸沼高原涼水 3 丸沼・大尻沼自然遊歩道のスタート地点 4 枯れた倒木が点在する丸沼湖畔 5 周辺の森の緑を映す丸沼の湖面 6 丸沼湖畔から見上げる日光への道金精峠方面 7 深い緑に囲まれた静寂そのものの丸沼 8 薄日が差し込み心癒やされる自然遊歩道 9 涼やかな森のせせらぎ 10 深緑の大尻沼 11 自然遊歩道をふさぐクマそっくりの倒木 12 動物たちにメッセージを送るグリーティング・ベル 13 秋の気配に満ちた大尻沼 14 取水口付近の入り江 15 青い山を背景に引き立つ山麓の紅葉 16 ペンション村入口の案内板 17 ペンション・リージェントハウスの全景 18 リージェントハウスのテラス |
② 日光白根山
山麓発14時過ぎのバスを逃すと予定が全く狂ってしまうので、山腹のトレッキングコースを一部だけ歩きました。見晴らしのきく場所があまりなかったのが残念です。案内板の表示の不備から下山がギリギリになってしまい多少慌てました。 |
19 中間点に近づくゴンドラ 20 2000mの高所に設けられた“天空の足湯” 21 山頂駅近くの緑濃い針葉樹林 22 逆光の中、朝の日光白根山 23 二荒山神社の社殿 24 針葉樹林を抜ける七色平への小径 25 血の池地獄南分岐 26 やっと山道らしくなった急な登りに一汗かく 27 ようやく現れた日光白根山の山頂部 28 七色平の装束避難小屋 29 七色平の小湿原 30 七色平の小湿原を囲む原生林 31 地獄にあるという血の池になぞらえた血の池地獄 32 立ち枯れの木が目立つ日光白根山の展望台 33 展望台から見る日光白根山の全景 34 火山の痕跡を示す火山岩 35 風倒木の造形 36 山頂駅そばのロックガーデン |
③ 吹割の滝
丸沼高原からのバスを鎌田で乗り換え吹割の滝で下車したのが15時頃、上毛高原行きの最終バスが発車する15時51分までの1時間足らずが勝負です。当然移動はかなりの早足になりましたが、長い階段にも強いのでトラブルはなくバス停に着いてからかき氷を食べるだけの余裕ができたのは何よりでした。特別暑さに弱いだけにこれは天の救いです。 ところが最後に驚きが待ち構えていました。上毛高原駅で早めの夕食を済ませてから帰るつもりが、駅の構内には立ち食いソバだけ、駅周辺にも開いているレストランはなしという訳で、やむを得ず列車を早めて東京まで向かいました。細かくプランを練る私にもこれは想定外の出来事でした。 とはいえ、つまみ食いながら山と湖、滝を楽しめたこの旅は、長い暑さに耐えてきた身にはまたとない贈り物になりました。 |
37 吹割の滝観瀑台への遊歩道入口に鎮座する十二様 38 たちまち現れた難関連続する急階段 39 岩壁に張り付く遊歩道 40 遊歩道から見下ろす豪快に流れ落ちる吹割の滝 41 下界に降りた遊歩道から見る吹割の滝と浮島の断崖 42 長さ120mの吊り橋、浮島橋 43 浮島橋から見る吹割の滝方面 44 片品川沿いの遊歩道から見る浮島橋と吹割橋 45 東洋のナイアガラの異名を持つ吹割の滝 46 吹割の滝そばから見る浮島橋 47 吹割の滝の下流、奇岩が連なる獅子岩 48 獅子岩に見られる奇怪な自然の造形 |
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2 谷川岳とその周辺を歩く旅 (12.5.30~5.31)
千葉~東京~上毛高原~水上~諏訪峡~水上(ホテル松乃井)~土合口~天神平~天神峠~天神平~土合口~マチガ沢出合 ~一ノ倉沢出合~土合口~上毛高原~東京~千葉 |
① 水上諏訪峡
一週間かけた九州旅行から帰って僅か10日後にもかかわらず、山歩きに飢えていた心を満たす目的で谷川岳を訪れました。この諏訪峡はその麓を流れる利根川の一部分に当たります。 |
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1 上越線水上駅 2 利根川遊歩道から見る“坂東太郎” 3 利根川遊歩道の路傍を飾るアヤメ 4 清流公園前の利根川 5 笹笛橋 6 与謝野晶子歌碑公園の歌碑、「君死にたまふことなかれ・・・」 7 笹笛橋から見る利根川と谷川連峰 8 諏訪峡遊歩道とバンジージャンプ設備も備えられた諏訪峡大橋 9 激流に揉まれるラフティングのゴムボート 10 笹笛橋に戻る 11 左岸の遊歩道の始まり 12 紅葉橋から見る穏やかな流れの利根川上流方向 |
② 谷川岳天神峠
この谷川岳も若い頃何度も登ったなじみの深い山で、初めて挑戦した高山である八ヶ岳と同様私にとっては特別な山なのです。天神平はもちろん天神峠もすっかり整備が進み、かつてとは比較にならないほど便利になっていました。天候もまあまあで何とか満足できる眺望が得られたのは本当に幸運なことです。一ノ倉沢出合への旧道も時期のせいか車の通行が少なく、落ち着いて自然との対話を楽しみ一ノ倉沢の雰囲気にも存分に浸ることができました。うかつなことに旧道と新道をすっかり取り違えていたことを知ったのもこの旅の収穫の一つです。岩がゴロゴロ転がっている湯桧曽川沿いの道が旧道で、車の通行が可能なこの道が新道だとすっかり思い込んでいたのです。 |
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13 谷川岳ロープウェイ土合口駅 14 土合口駅の乗り場への通路 15 土合口駅のロープウェイゴンドラ、フニテル 16 フニテルから見る白毛門、朝日岳方面 17 フニテルから見る谷川岳本峰と西黒尾根 18 ロープウェイ天神平駅 19 天神平のリフト乗り場 20 天神峠から見る谷川岳本峰 21 天神峠から見る谷川岳トマの耳~万太郎山の稜線 22 天神峠から見るガスに包まれ始めた谷川岳本峰 23 天神峠で育成されているミズバショウの群落 24 天神峠から見る西黒尾根と越後三山方面 |
25 谷川岳登山センター前の息切れする急坂 26 最初から急登の西黒尾根登山口 27 新緑の中のマイナスイオンに満ちた一ノ倉旧道 28 谷川岳旧道から湯桧曽川越しに仰ぐ松ノ木沢の頭 29 マチガ沢出合付近から見る谷川岳 30 マチガ沢に鎮座するマムシ岩 31 マチガ沢出合から見る清水峠方面 32 一ノ倉沢の概念図 33 陰惨な一ノ倉岳付近の稜線が目立つ一ノ倉沢出合の風景 34 ついたて岩をはじめとする難所が望める、魔の山の呼称が相応しい一ノ倉沢出合の風景 35 ついたて岩と新緑が対照的な一ノ倉沢出合の風景 36 一ノ倉岩壁下部の万年雪がまぶしい一ノ倉沢出合の風景 |
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3 木曽駒千畳敷と松本を歩く旅 (06.11.9~11.11)
千葉~(特急あずさ)~岡谷~駒ヶ根~伊那市~高遠~高遠城址公園~蓮華寺~高遠~伊那市~駒ヶ根(BHモルゲンロート) ~しらび平~千畳敷~八丁坂~剣ヶ池~千畳敷~しらび平~駒ヶ根~岡谷~松本(ホテルブエナビスタ)~穂高~松本~あがたの森公園~旧制松本高校~松本城~旧開智学校~蔵小路~松本~(特急あずさ)~千葉 |
① 伊那、高遠、木曽駒千畳敷
早朝の特急あずさを岡谷で飯田線に乗り換えて駒ヶ根に着いたのが正午過ぎ、午後がもったいないので高遠に行ってみました。目的は江戸城大奥の権力者だった絵島関係の旧跡を訪れることです。高遠城址公園にはまだだいぶ紅葉が残っていました。蓮華寺の絵島の墓は権勢を振るった人物としては意外なほどわびしいものです。高遠湖畔から眺めた仙丈ヶ岳は、いつも中央本線から見るものより印象的でした。 駒ヶ根に泊まった翌日バスとロープウェイで千畳敷に登った頃は、まだ全面雲に覆われ前夜に降った初雪がカチンカチンに凍っていましたが、地元のポイント予報を信じて2時間粘ったのがズバリ当たって、やがて徐々に晴れ間がのぞき日差しとともに雪も緩んできたのです。足元に注意しながらカールを一周したのですが、当初の予定通り稜線まで登って本峰まで行くのは時間的にも無理な上に、アイゼンなしの下りの危険を考えると八丁坂の途中までで我慢するしかありませんでした。72年に上まで登ったときは雷雨に襲われて山小屋に閉じ込められるなどついていません。それでも、秋になって初めての山歩きで爽快な山の雰囲気を味わえたのは、私にはこの上なく有り難いことでした。 |
1 岡谷駅の飯田線電車 2 飯田線駒ヶ根駅 3 駒ヶ根の駅前通り 4 旧伊那街道伊那宿跡 5 高遠城址の望楼 6 高遠城址公園の紅葉 7 高遠湖畔から望む仙丈ヶ岳 8 絵島ゆかりの蓮華寺 9 蓮華寺、大奥の年寄だった絵島の墓 10 木曽駒ヶ岳の中腹、ロープウェイ千畳敷駅 11 晴れる気配が見えてきた千畳敷 12 稜線に見えてきた晴れ間 13 千畳敷から望む南アルプス、白峰三山~塩見岳 14 宝剣岳と乗越浄土への登山路 15 頭上に聳え立つ千畳敷カールのシンボル宝剣岳 16 雪に覆われた千畳敷遊歩道 17 宝剣岳と雪の斜面 18 八丁坂の取り付き点 19 八丁坂分岐付近 20 八丁坂から望む仙丈ヶ岳と白峰三山 21 八丁坂の途中から見上げる宝剣岳 22 雪の遊歩道から振り返る宝剣岳 23 剣ヶ池付近から、千畳敷カールと宝剣岳 24 千畳敷から望む甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、白峰三山…北岳(3193m)、間ノ岳(3190m)、農鳥岳(3026m |
② 松本
大好きな松本の町、かつて北アルプス登山を繰り返していた頃はたいていこの町が出発点か経由地になっていた関係で、何となく親しみが感じられるのです。松本には3系統の便利な周回バス“タウンスニーカー”があり、うまく利用すれば効率的に観光ができます。 開智学校で見た明治の教室は私の小学校時代の教室に似ている部分が多く、とても懐かしく感じられました。 |
25 ホテルの窓から眺める朝の松本の空 26 あがたの森公園の入口 27 あがたの森公園の庭園 28 東屋と背後の山 29 あがたの森公園の池 30 旧制松本高等学校の講堂 31 旧制松本高等学校の中庭 32 国宝松本城のお濠 33 本丸跡から見る松本城の天守閣 34 松本城太鼓門 35 太鼓門から見る天守閣 36 松本城黒門 37 城内に展示されている火縄銃 38 天守閣の二階 39 天守閣から望む美ヶ原方面 40 理の橋から見る天守閣 41 旧開智学校の正門 42 旧開智学校の全景 43 旧開智学校内の明治の教室 44 旧開智学校の庭園 45 蔵の町中町の風景 46 中町の一隅、なまこ壁の商店 47 天ぷら店 蔵 48 松本観光に便利なタウンスニーカーチケット |
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4 奥日光の高原と東照宮を巡る旅 (18.9.28~9.29)
千葉~東京~宇都宮~日光~華厳ノ滝~龍頭の滝~湯滝入口~湯滝~小田代橋~泉門池~青木橋~戦場ヶ原~赤沼 ~小田代ヶ原~赤沼~休暇村日光湯元~菖蒲が浜~中禅寺~西参道入口~日光二荒山神社~東照宮~日光山輪王寺~日光 ~宇都宮~東京~千葉 |
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① 奥日光の滝と高原
この旅は、89歳の私にとっては上高地、美ヶ原に続く「終活ハイキング三回目」ということで計画しました。一人旅に殊更冷たいこの国の観光地も徐々に変わろうとしていますが、それでも紅葉の盛りに奥日光を訪れるのはひどく難しく、湯元のホテルが確保できたのは奇跡に近いことです。 元々のプランでは奥日光に二日かけることになっていましたが、天候の関係で一日での強行ハイキングになりルートの組み替えにちょっと苦労させられました。それでも、4つの滝と戦場ヶ原、更に前回はゆっくり眺められなかった小田代ヶ原まで堪能でき、満足感いっぱいでした。 |
1 JR日光駅 2 観瀑台前から見る男体山 3 断崖を97m一気に落下する華厳の滝 4 華厳の滝と三種の岩石が形作る柱状節理 5 施無畏団子が名物の龍頭の茶屋 6 湯川の流れが造る滑滝、龍頭の滝 7 龍頭の滝バス停付近から望む男体山 8 赤沼バス停付近から見る太郎山と山王帽子山 9 急傾斜の岩壁を豪快に流れ落ちる落差75mの湯滝 10 湯滝をあとに、湯川遊歩道へ 11 湯川遊歩道から見る美しい小滝 12 転落注意!湯川沿いのスリリングな木道 |
13 自然研究路への合流点、小田代橋 14 森にたたずむ泉門池 15 青木橋を渡る中学生の一行 16 自然研究路から、高原の先の男体山 17 戦場ヶ原の草紅葉と太郎山、小真名子山、大真名子山 18 戦場ヶ原から望む前白根山方面 19 自然研究路に沿って流れる湯川 20 赤沼間近の戦場ヶ原自然研究路 21 小田代橋から見る大真名子山と小真名子山 22 まさしく草原の貴婦人、毅然と立つシラカンバの木 23 大真名子山と小真名子山を従える“小田代ヶ原の貴婦人” 24 夕日に輝く小田代ヶ原の草紅葉と男体山 25 紅葉のグラデーション 26 鏡のような湯の湖の水面 27 残照に輝く湯の湖 28 遊覧船から見る松ヶ崎 29 千手が浜の紅葉 30 華厳の滝へと向かう中禅寺湖からの流れ |
② 東照宮
前述のような事情で余った一日を、最近お色直しをしたと聞く東照宮の参観に当てました。小雨にもかかわらず多くの人々が訪れていました。いつものことながら、団体旅行の人々(と言うよりツアーガイド)の「天上天下唯我独“存”」的な振る舞いには眉をしかめることが少なくありません。どこかの政党と同じく「数をたのんで勝手な行動をし」一般の人々への配慮を欠くマナーの悪さが目立ちます。 |
31 輪王寺大猷院仁王門 32 日光二荒山神社の大鳥居 33 日光二荒山仁神社の拝殿 34 親子杉 35 夫婦杉 36 化灯籠の異名を持つ銅灯籠 37 神苑、神輿者 38 御神木、胎内くぐり 39 霊泉 40 日光二荒山神社の楼門 41 二荒山神社から東照宮への上新道 42 表参道から東照宮へ |
43 小浜藩主酒井忠勝が寄進した五重塔 44 神厩舎、「子の未来を母親が遙かに望む」場面を表す彫刻 45 神厩舎、「見ざる、言わざる、聞かざる」…幼時に悪を避け良いものに触れることの大切さを教える彫刻 46 上神庫の彫刻、「想像の象」 47 精巧な彫刻が施された陽明門 48 陽明門の裏、左側の木彫り狛犬 49 名工左甚五郎の作とされている眠り猫 50 逍遙園、近江八景を取り入れた池 51 江戸期の池泉回遊式庭園、逍遙園 52 勝道上人像付近に見られる紅葉 53 神橋そばに立つ日光開山の祖、勝道上人の像 54 日本三大奇橋の一つ、かつては「山菅の蛇橋」と呼ばれていた神橋 |
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5 苔の森と2000mの高原を歩く旅 (18.8.3~8.5)
千葉~(特急あずさ)~茅野~麦草峠~丸山~高見石分岐~白駒池入口~茅野~松本~エースイン松本~松本 ~美ヶ原高原自然保護センター~王ヶ鼻~王ヶ頭~美しの塔~山本小屋~(ヒッチハイク)~上田~篠ノ井~松本~甲府~千葉 |
① 北八ヶ岳丸山
白駒池や高見石には14年前にも行きましたし、遙か42年前には雨中を北八ッの山麓から登って麦草ヒュッテに泊まったこともあります。今回はまだ歩いたことのないルートをということで麦草峠から丸山経由で高見石、更に白駒池へと考えたのですが、丸山を越えるのが予想外にきつくて時間の余裕がなくなり、とうとう高見石を諦めて白駒池に向かい、やっとのことで帰りの終バスに間に合うという情けないことになってしまいました。 |
1 千葉駅発車直前の特急あずさ3号南小谷行き 2 麦草峠の思い出深い山小屋、麦草ヒュッテ 3 麦草ヒュッテ付近から見る丸山(2330m) 4 丸山の随所に見られる倒木と苔 5 シラビソが立ち並ぶ、いかにも北八ッらしい風景 6 岩ごろごろで歩きにくい難儀な登山路 |
② 美ヶ原
美ヶ原は、15年前に八方尾根と栂池高原を歩いたあとそのまま帰るのはもったいないと登ったことがあります。そのときは、承知の上とはいえ台風襲来の前日で強風と濃霧に遮られ、健気に咲くレンゲツツジに見入るのがやっとでした。 今回は上高地に続いて私の「終活ハイキング二回目」ということになります。前回とはうってかわって快晴に恵まれ、のんびりと5時間ほどの散策を楽しむことができました。ごく緩やかなアップダウンしかない高原なので楽な歩きでしたが、日差しの強さには閉口しました。 その後に控えていたのがとんでもない悪夢で、時刻表に明記してある「山本小屋」でいくら待っていてもバスが来ないのです。詳細は省きますが、以前はこの山本小屋の前までバスが入っていたので、バス会社の「たまに利用する人々」への周知の足りなさが原因であることは明らかです。現在ではバス停名が「山本小屋」でありながら実際には山本小屋の建物前には入らず、200mほど離れた道路に設けた「山本小屋」というバス停を通ってそのまま下ってしまうのです。このようにまぎらわしい場合はそのバス停の名を「山本小屋入口」とすればこのような誤解はないのです。私のほかにも数人いましたが皆たいへん困っていました。私の場合は結局ヒッチハイクで松本とは反対側の上田に出る遠回りの帰路になってしまい、荷物を預けた松本にも寄らざるを得ないためその日の帰宅は無理となり、甲府に住む娘婿の家で一晩を過ごしてからの帰宅となってしまいました。窮余の一策としてのヒッチハイクに快く応じてくれた若いドライバーに感謝するばかりです。 |
7 朝のJR松本駅西口バスターミナル 8 美ヶ原高原直行バスの車窓から見る北アルプス方面 9 直行バスの終点、美ヶ原自然保護センター 10 自然保護センターから王ヶ鼻へと向かう道 11 復元中のハクサンフウロ 12 王ヶ頭と王ヶ鼻の分岐点 13 路傍に咲くウメバチソウ 14 王ヶ鼻の展望台に群がる人々 15 大の形を見せるダイモンジソウ 16 可憐な姿を見せるエゾカワラナデシコ 17 王ヶ頭への登り道から見る何本もの電波塔 18 王ヶ頭付近から望む鹿伏山方面 |
19 美ヶ原高原の最高所2034mに建つ王ヶ頭ホテル 20 王ヶ頭から下るやや傾斜のいつい下り坂 21 曲がりくねる塩くれ場への道 22 道いっぱいに広がって他のハイカーを悩ませる人々 23 悠々と草を食む牛の群 24 牛への感謝を込めて造られた畜魂碑 25 風格さえ感じさせる立派な牛 26 遙かに望む王ヶ頭のタワー群と牛の群 27 美ヶ原のシンボル、美しの塔 28 美しの塔に掲げられた尾崎喜八の詩文 29 ノハラアザミ 30 ソフトクリームが美味しかった山本小屋の露天売店 31 2000m近い山上に建つ星空の宿、山本小屋ふるさと館 32 山本小屋ふるさと館前から牛伏山への登り口 33 登り口に設けられた牛伏山のモニュメント 34 牛伏山に見られた早咲きのアキノキリンソウ 35 牛伏山に遊ぶ放牧の牛たち 36 淡い紫が印象的なマツムシソウ |
=熊野岳と紅葉川渓谷= 千葉~東京~山形~蔵王温泉~蔵王山麓~樹氷高原~地蔵山頂~熊野岳~御釜~馬の背~熊野岳~地蔵山~樹氷高原 ~蔵王山麓~ホテルメトロポリタン山形~面白山高原~紅葉川渓谷入口~布引の滝~幻竜の滝~藤花の滝~面白山高原~仙台 ~東京~千葉 =蔵王中央高原= 千葉~東京~仙台~山寺~山寺風雅の国~馬口岩~山寺~山形(ホテルニューマーブル)~蔵王温泉~鳥兜山頂~片貝沼 ~ドッコ沼~中央高原~蔵王温泉~山形~東京~千葉 =吾妻小富士と西吾妻山= 千葉~東京~福島~浄土平~吾妻小富士~浄土平~福島~米沢(ホテルアルファーワン米沢)~白布湯元~天元台高原 ~北望台~かもしか展望台~大凹~北望台~天元台高原~白布湯元~米沢~東京~千葉 |
① 蔵王熊野岳と紅葉川渓谷 (04.6.4~6.5)、蔵王中央高原 (04.8.7~8.8)
なぜかは分かりませんが東北の山とは相性が悪く雨に見舞われることが多いのですが、このときはご覧の通りの快晴でした。車の集まる刈田岳を避けて熊野岳を選んだのが正解で、エメラルドグリーンの水を湛える御釜までの気持ちよいハイキングを楽しみました。レールファンの私は“面白山”というと先ず面白山トンネルを思い浮かべますが、そのすぐそばに紅葉川渓谷があるとは全く知りませんでした。滝は小型で渓谷の規模もたいしたことはありませんが、水の色が印象的でした。 |
1 蔵王地蔵山腹に建立された地蔵 2 地蔵山頂 3 地蔵山腹の残雪と木道 4 御釜へのルートの案内板 5 荒涼とした蔵王熊野岳の山頂付近 6 熊野岳から見る馬の背方面 7 熊野岳の下り斜面から見る火口湖御釜 8 馬の背の取り付き点から見る刈田岳方面 9 間近からのぞく蔵王のハイライト、御釜 10 仙山線面白山トンネル(現仙山トンネル)(5361m) 11 仙台~山形を結ぶ仙山線と紅葉川 12 紅葉川渓谷の吊り橋、夫婦橋 13 紅葉川渓谷、絹糸の滝 14 見事なコバルトブルーの紅葉川くじら岩周辺 15 紅葉川渓谷で最も奥の藤花の滝 16 蔵王中央高原、水の色が鮮やかなドッコ沼 17 樹間からのぞくドッコ沼 18 中央高原の一隅にひっそりと沈む片貝沼 |
② 吾妻小富士と西吾妻山 (06.10.20~10.21)
西吾妻山に登るのが目的でしたが、初日のゆとり時間を利用して浄土平を訪れました。そのためだけのバス便が福島駅からあるのです。 ほかでも書きましたが、私は不思議なくらい東北の山との縁が薄く、予報での好天続きを頼りに計画した山行がほとんど裏切られます。西吾妻山などは2005年とこの2006年の夏の二度にわたって、好天がずれて悪天候になったり台風の襲来が早まったりで中止に追い込まれ、ホテルも特急券もキャンセルする羽目になっていました。 今回は好天が4、5日続くというので「今度こそは」と期待して出掛けたのですが、米沢の町は私には暑過ぎ登山口あたりでやっと涼しく感じるようになりました。山上は5°前後で動くにはちょうど良く、岩がゴロゴロ転がり前日の雨で滑りやすい登山路に悩まされたのです。時折薄日が差すものの濃霧で見通しは利かず、周囲の山々の展望を楽しむのも無理なので早々と下山しました。紅葉を存分に楽しめたのがせめてもの救いです。帰りの車中では、もちろん予定通り美味しい米沢牛の駅弁に舌鼓を打ちました。 |
19 JR福島駅 20 浄土平から見る一切経山 21 吾妻小富士の中腹から見る家形山 22 吾妻小富士頂上のケルンと一切経山 23 吾妻小富士の火口壁 24 吾妻小富士の火口底 25 JR米沢駅 26 白布へのバスから見る紅葉 27 天元台の祠と長命水 28 リフトから望む飯豊山方面 29 樹林に立つ魔女を思わせる樹木 30 岩ゴロゴロの登山道 31 かもしか展望台付近の景観 32 かもしか展望台を抜ける岩だらけで歩きにくい登山道 33 大凹への木道に立ちこめるガス 34 西吾妻山中腹の湿原を貫く木道 35 美味しい水を供給する大凹の水場 36 天元台高原から見下ろす米沢市街 |
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7 山歩きの原点八ヶ岳の山麓を歩く旅 (17.7.18~7.19)
私にとって山登りの原点である八ヶ岳を是非とも眺めたいということで、はっきりしない天候にやきもきしながら出掛けました。南八ヶ岳の稜線がはっきりとは見えず残念でしたが、88歳の身でも脚力は健在なので可能な限り歩き回りました。16年前に訪れることができなかった山奥にひっそりとたたずむ羽衣池にも行きましたが予想外にきついルートに驚かされ、クマよけの鈴が壊れて怖い思いをするなど色々とありました。 |
千葉~(特急あずさ)~小淵沢~清里~清泉寮~東沢大橋~吐竜の滝~萌木の里~高原の宿清里館~清里ハイランドパーク ~清里テラス~美し森山~羽衣池~美し森山~清里~小淵沢~(特急あずさ)~千葉 |
1 清里高原の玄関口、小海線清里駅の白い駅舎 2 大好きな富士の方向を向くように建立された、清泉寮本館前のポール・ラッシュ博士の胸像 3 清里のランドマークである本館の三角屋根に描かれた、ステンドグラス製の聖アンデレクロス 4 清泉寮前から見る茅ヶ岳(ニセ八ッ)方面 5 シラカバ林の自然歩道とカラマツ林の小径の分岐点 6 展望台から見る川俣川東沢渓谷に架かる赤い東沢大橋(長さ90m、高さ49m) 7 東沢大橋から見る赤岳と横岳 8 東沢大橋の展望台から見る権現岳、三ッ頭方面 9 吐竜の滝への道を遮る竜に似た形の枝 10 八ヶ岳の伏流水が形作る吐竜の滝z(落差10m、幅15m) 11 清里ハイランドパークから清里テラスへの全長1100mのパノラマリフト 12 標高約1900mの清里テラスからの風景 13 清里テラスで憩う人々 14 美し森観光案内所 15 登り道の途中から見る南アルプス方面 16 1990年に新たに建立された美し森山のモニュメント 17 石ころの転がる羽衣池への道 18 飛び石の並ぶ羽衣池への道 19 丸太の階段が延々と続く羽衣池への道 20 標高1610m、天女が舞衣を清めた伝説のある羽衣池の標示板 21 池らしい量の水を湛えた羽衣池 22 柔らかい水草に覆われた羽衣池 23 ポール・ラッシュ博士が日本に留まる原因となった、大切な聖アンデレ教会 24 赤岳神社の鳥居 |
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8 穂高と梓川に再会する旅 (01.6.7~6.9)
どうしても上高地に入って穂高連峰を眺めながら軽いハイキングをしたいと思い、松本に2泊して訪れることにしました。何と言っても上高地では宿泊が難しく仮にホテルが取れても宿泊料が格段に高いので、このような手段を取るしかなかったのです。 まっすぐ帰るのはつまらないので、回り道をして寄ったのが木曽福島でした。 「宿泊旅行 1」の2に2017年に訪れた上高地の詳細な情報と写真が掲載してありますので、ご覧ください。 |
千葉~東京~新宿~(特急あずさ)~白馬~八方~兎平~黒菱平~八方~白馬~信濃大町~松本(ターミナルホテル スピカイン) ~新島々~上高地~河童橋~明神~徳沢園~明神~明神池~河童橋~上高地~新島々~ターミナルホテル スピカイン~松本 ~木曽福島~山村代官屋敷~興禅寺~福島関所跡~木曽福島~名古屋~東京~千葉 |
① 上高地
1 松本電鉄(当時)上高地線の電車 2 清流梓川と穂高 3 雲が涌く西穂高の稜線 4 明神・徳沢までの距離標 5 木漏れ日の中を一路明神へ 6 初夏の森を飾るニリンソウ 7 明神付近から仰ぎ見る明神岳と前穂高岳 8 徳本(トクゴウ)峠への分岐 9 特徴ある明神岳の尖峰 10 冷たく澄んだ梓川の流れ 11 視界の開けた常念岳方面 12 徳沢のキャンプ場から望む霞沢岳 13 井上靖の小説「氷壁」ゆかりの宿、徳沢園 14 明神二之池 15 帰路、梓川右岸の案内板 16 梓川河畔の木道 17 上高地のシンボル、河童橋 18 河童橋の下流から、午後の穂高連峰 |
② 木曽福島